着実に全作品をSACD化する道を進むMFSLのシリーズも1992年の今作まで来ました。全編アコースティック・ギター1本の弾き語り。フロントジャケットより裏ジャケの方がお気に入り。トム・ペティらと来日した時のスタイルかな?かっこいい。
元々サウンドプロダクション時に変なエフェクトさえかけなければ、最もシンプルな演奏をパッケージするだけだから簡単そうに思えて実は最も恐ろしいのかもしれない(と思う)。
ともかく、アイドルの声は年々衰えていくが、ギターの腕は、今作と同じスタイルの『ANOTHER SIDE OF BOB DYLAN』と変わらない。そして全曲カバーというのは初めてというのも、本人にとってはチャレンジだったのかも。全て彼の新曲になってる。
Billboard 200では最高位51位(初登場時)、チャート内もわずか8週間のランクイン。